ある日、愛車に見覚えのない凹みを発見しました。ディーラーに確認したところ、大型車のドアがぶつかった可能性が高いとのことでした。駐車中にドアパンチされたようです。
凹みは助手席側にあり、気づくのが遅れました。ドライブレコーダーを確認しても、該当する映像が見つかりませんでした。
落ち込んでいたところ、ディーラーからドアパンチを防ぐための対策を教えてもらったので、共有したいと思います。すでに被害に遭った方も、予防策として参考にしてください。
ドアパンチを防ぐための対策
駐車場でドアパンチを避けるためには、以下の対策が有効です。
1.隣に車がいない場所に停める
両隣に車があるとドアパンチのリスクが高まります。少し離れた場所でも、隣に車がいないところを選びましょう。
2. 狭い駐車スペースを避ける
駐車スペースが狭いと車から降りるのが難しくなり、ドアパンチのリスクが増します。どうしても停める場合は、広めのスペースを見つけるようにしましょう。
3.入り口から遠い場所に停める
建物の入り口付近は混雑していることが多いので避けましょう。特にスーパーなどでは、ショッピングカートによる擦り傷のリスクもあります。
4. 傷だらけや汚れた車の隣に停めない
綺麗に保たれた車の隣に停めることで、持ち主も丁寧にドアを開ける可能性が高まります。逆に、傷や汚れの多い車の隣は避けましょう。
5. 左側が壁や柱の場所に停める
壁や柱が隣にあると、その方向からのドアパンチを防げます。また、運転席側が隣の車の助手席側に面するように停めると、助手席が使われないことも多いためリスクが減ります。
6.風の強い日は要注意
風が強い日は、ドアパンチが発生しやすいです。風に押されてドアが勢いよく開き、隣の車にぶつかってしまうことがあります。強風の日はできるだけ離れた場所に駐車するのが理想ですが、それが難しい場合は、風が車の前方から吹いてくる向きに停めると良いでしょう。これなら強風でもドアが勢いよく開くことはありません。
7.端っこは注意が必要
駐車場の端は安全そうに見えますが、意外とドアパンチのリスクがあります。周囲の状況を確認してから停めましょう。
8.ドライブレコーダーシールを貼る
ドライブレコーダーを搭載していることを示すシールを貼っておくのも効果的です。このシールを見た人は、当てないように気を付けるかもしれませんし、万が一当てた場合も録画されているかもと思わせることで、相手の行動に影響を与えることができます。小さな対策ですが、やらないよりはマシです。
これらの対策を実践して、大切な車をドアパンチから守りましょう。
ドアパンチの被害に遭った場合の対処法
ドアパンチの被害を受けた場合、以下の選択肢があります。
– 修理せずそのまま乗る
– 自費で修理する(板金修理またはデントリペア)
– 保険で修理する
私の車は目立ちにくい色ですが、凹みを見るとやはり悲しい気分になります。修理には費用がかかるため、しばらく悩みましたが、最終的にデントリペアを選びました。
デントリペアでの修理体験
デントリペアは、凹みを内側から押し出して元に戻す修理方法です。この方法で、私の車はほぼ元通りにきれいになりました。修理の範囲は広かったものの、塗装が剥がれていなかったため、比較的安く済みました。板金修理では10万円以上かかると言われていたのが、デントリペアなら約3万円で済みました。
まとめ
これまで何台かの車に乗ってきましたが、今回のようなひどいドアパンチは初めてで、とてもショックでした。しかし、対策法を学んだおかげで、今後はしっかりと防止策を実行していきたいと思います。ぜひ、皆さんも今回ご紹介した対策を参考にして、愛車を守りましょう。